症状・治療

 
  1. 箇条書き項目こんな症状があらわれたら心療内科・精神科の受診を!

  2. 気分が沈む、ゆううつ

  3. 何をするのにも元気が出ない

  4. イライラする、怒りっぽい

  5. 理由もないのに、不安な気持ちになる

  6. 気持ちが落ち着かない

  7. 胸がどきどきする、息苦しい

  8. 何度も確かめないと気がすまない

  9. 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる

  10. 誰かが自分の悪口を言っている

  11. 何も食べたくない、食事がおいしくない

  12. なかなか寝つけない、熟睡できない

  13. 夜中に何度も目が覚める

  14. 物忘れをする

  1. 箇条書き項目心療内科・精神科の代表的な病気について

・気分障害(うつ病、双極性障害など)

気分が落ち込む、意欲がない、食欲がない、集中できない、眠れない、内科で異常がないといわれるが体調が悪いなどの症状を抑うつ状態といいます。逆に、気分が高ぶる、張り切りすぎる、すぐ喧嘩する、短時間の睡眠で充分だと感じたりする症状を躁状態といいます。

・不安障害(パニック障害、社交不安障害、強迫性障害など)

漠然とした不安や恐怖が生じます。不安が突然襲ってきて、呼吸が荒くなり息苦しくなったり、手足がしびれたり、頭がぼっとしたりすることもあります。人前で緊張する対人恐怖や、集団の中で他人から見られることに恐れを感じたり、高所恐怖、閉所恐怖などさまざまな症状があります。

・ストレス障害、適応障害

災害・事故など強いストレスや、日常生活上の変化・ストレスによって、気分の落ち込み、不安などが生じ、日常生活や仕事に支障をきたすようになります。

・身体表現性障害(自律神経失調症、心気症など)

体のさまざまな場所に痛み、しびれなどが生じたり、吐き気、めまい、ふらつきなどさまざまな症状に悩まされます。いろいろな診療科で調べてもらっても異常が見つからなかったり、いろいろな治療や手術を受けても症状が治らず、いくつもの病院を受診したりします。

・統合失調症

実際にはないものが見える・聞こえる、実際にはないことを確信する、理由なく興奮する、意欲がなくなる、気分が落ち込む、不安、ひきこもる、生活習慣が乱れる、などさまざまな症状があらわれます。

・認知症(アルツハイマー型認知症など)

物忘れ、時間や場所がわからないなどの症状があらわれ、日常生活上のいろいろな判断がひとりではできなくなり、見守りや介護が必要になります。

・発達障害(自閉症、注意欠陥多動性障害など)

コミュニケーションや対人関係がにがて、変化に弱い、落ち着きがない、注意散漫や集中し過ぎて失敗が多い、感覚過敏などの傾向が幼い頃からあり、大人になってからうつ症状や不安症状を引き起こすことがあります。

  1. 箇条書き項目心療内科・精神科の治療について

・医師は無理に聞きだそうとはしません

診察では不安や心配、つらい症状などを聞きますが、いっぺんに全てを尋ねたり、プライベートな話を根掘り葉掘り聞くことはありません。患者さんの意思や主体性を尊重し、少しずつ信頼関係を築きながら治療を進めていきます。

なお、いわゆる人生相談や病状と関係しない日常的な悩み事については医療の対象とはならないため診療としては行いません。

・薬物療法と精神療法で徐々に治していきます

心の病で用いる薬には、抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬、抗精神病薬などがあります。医師は薬の効果だけでなく、副作用や正しい飲み方について説明を行います。よりよい治療となるために、薬を飲んでどのような変化があったか、不都合な副作用はなかったかなど医師に必ず伝えましょう。

治療は薬物療法が中心ですが、医師は精神療法として患者さんの訴えを受け入れ、支えることをあわせて行いながら治療します。

・治療は数ヶ月間かかります

治療期間は、病気の種類やその重症度によってさまざまですが、比較的長期間かかります。医療費の負担を軽くする公的制度もあります。

・診察で知ったプライバシーは守られます

医療従事者には『守秘義務』が課せられており、診察時に話された内容を患者さんご本人の了承なしに外部に漏らすことはありません。ご家族にも、緊急時を除いてご本人の了承がなければ治療上知ったことを話すことはありません。もちろん勤務先など他者からの問い合わせに対しては、ご本人の了承なく話すことはありません。

・外来受診できない場合は往診・訪問診療を行います

病状や障害のため、ご本人の受診が不可能な場合は往診・訪問診療を行います。例えば不安が強くて通院できない、外出することが危険である、寝たきりである、乗り物に乗れないなどの理由があれば保険で往診を受けられます。ご自身でバス、タクシー等を利用して通院できるようであれば往診は受けられません。

・医療機関にはそれぞれ特徴があります

『心療内科・精神科診療所(クリニック)』は通院に便利な場所にあり、主に軽症の方を対象として、一人の医師が曜日にかかわらず継続して診療を行います。

『精神科病院』は症状の重い方や日常生活に支援の必要な方、ご自身で治療を受ける意思の無い方(病識がない)にも対応でき、入院治療や救急対応も行なっています。

『総合病院精神科』は身体と精神の病気を一緒に診てもらいたい場合に便利です。

  1. 箇条書き項目精神科疾患で利用できる制度

・傷病手当金

健康保険で休業中の収入の一部が保証される制度です。勤め先でご相談ください。

・自立支援医療(精神通院医療)

精神科に定期的継続的な通院治療が必要な場合に、医療費の自己負担が1割に軽減されます。市役所で相談・手続きを行っています。

・障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)

精神疾患のため継続的に生活上の障害がある人で、障害者雇用枠、税金優遇措置、各種割引などが利用できます。市役所で相談・手続きを行っています。

・障害年金(精神の障害)

厚生年金や共済年金、国民年金に加入している人で、精神疾患による日常生活・社会生活上の障害程度が一定の重さである場合に年金が受給されます。市役所、年金事務所で相談・手続きを行っています。